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2つに切られたリンゴ

ソニーとアップルとグーグルの動きに注目

ネットワークの強い企業が注目される


今注目の成長企業はソニーとアップルとグーグルです。

参考サイト:
Sony Japan | ソニーグループ ポータルサイト
Apple
Google – Google について

これら三社に共通して言えるのは、ネットワークコンテンツが強いというところです。
アップルとグーグルはiPhoneやiPadで使われているiOSや
スマートフォンやタブレットに搭載されているOSのAndroidが映像販売や音楽販売やゲームの販売だけでなく、
ソフトウェアの販売でも好調であり、ネットワーク販売の成長はこれからも続くものと思われます。
ソニーは映像事業も音楽事業もゲーム事業も行っている会社であり、
ウォークマンやプレイステーションを利用してオンラインでの映像販売や音楽販売だけでなくゲーム販売でも好調で、
最近ではゲーム機でもAndroid互換のあるアプリケーションやゲームを販売できるプレイステーションモバイルという
新しい取り組みを始めたところであり要注目です。

映像に関するコンテンツ

この強力なネットワークコンテンツを持っている三社が共通して目指しているのが、
ネットワークコンテンツとテレビとの融合です。
グーグルはGoogleTVというインターネット対応テレビをソニーと組んで発売しており、
このGoogleTVではAndroidのアカウントで購入したアプリケーションをテレビ上で利用する事が出来て、
スマートフォンで購入した映像などもテレビの綺麗な大画面で見る事ができるのが売りです。

このシステムがある事で今までは映画をレンタルするには
映画のレンタルショップまで直接出向かなくてはいけなかったものが、
GoogleTVを利用してインターネット越しに映像をレンタルする事でテレビ一つあるだけで
簡単に映画のレンタルや映画の購入をする事が出来るようになります。
アップルから発売されるAppleTVでも同じ機能を採用しており、
iOSのアカウントで購入したものがテレビで楽しむ事が出来ます。

こうしたAndroidやiOSを利用したアカウントを利用したテレビ一人で
楽しむだけでしかなかったスマートフォンで購入した映像やゲームを、
簡単に家族で揃って楽しむ事ができるようになるというのが最大の売りです。

このAndroidやiOSのアカウントが流用可能なインターネット対応テレビが、
この先目指しているのがただ映像や音楽が楽しめるだけのテレビから、
ゲームハードとしても楽しめるテレビとして売りにする事です。

ゲーム事業にも注目

AndroidもiOSもゲームのダウンロード販売が好調なのは有名ですが、
OS自体がゲームコントローラーでのゲーム操作に対応している事はあまり知られていません。
しかしテレビで大画面で家族で揃って楽しむゲームというのは
スマートフォン向けにはあまり多く発売されていません。

そこで注目されているのがソニーのプレイステーション事業のAndroid進出です。
今までプレイステーションというゲーム機で発売されたゲームソフトを
Android上でも動かせるようにする企画が進んでおり、これがGoogleTVに対応する事で、
GoogleTVにゲームコントローラーを繋ぐ事で映像や音楽だけでなく今まで発売された
プレイステーションのゲームも楽しめるテレビに変わるのではないかという事です。

アップルもAppleTVが新たなるゲームハードとしての立ち位置を確立するという予想も出されており、
この先ソニー自身も、新発表されたクリスタルLEDを利用した、
他社よりも画質の綺麗なインターネット対応テレビで差を出し
過去のプレイステーションソフトを販売していく可能性も予想されています。

今までに築き上げたネットワークで活かせる映像、音楽、ゲームというコンテンツ資産を持っているソニー、
ネットワークコンテンツを活かせるだけのスマートフォン事業を展開しているアップルとグーグル、
それぞれがどう動くのか注目が集まります。

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